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防災訓練

当社は、2024年2月にBCPを策定し、
9月2日にBCP(事業継続計画)を基に防災訓練を行いました。

まず避難場所と安否確認の手順を全員で確認しました。
また、不測の事態でも慌てずに対応できるように事務所2Fに備えているAEDの使い方を動画にて再確認しました。

そして実際に、非常用のエンジン発電機の運転方法の確認や訓練用の水消火器を使った消火訓練を行いました。

非常用発電機の燃料はガソリンなので、長期保管時には、キャブレター内のガソリンを使い切らないと発電機が壊れてしまいます。 

約1時間のBCPに基づいた防災訓練でしたが、いざ発災となった時に、BCPに従って行動すれば被害を最小限にでき、全員で事業を元通りに復旧出来る事を確認した有意義な1日でした。

エアコン電気代の節約

エアコンは夏のピーク時における家庭の電力消費の約6割を占めます。
8月も終盤となりましたが、まだまだ暑さ真っ盛りの感じですね。
エアコンなしでは家に居られない、
というよりも・・・・・
皆さん、熱中症対策で家に居ればエアコンを常時運転だと思います。

電気代も凄く値上げされたので、誰もがエアコンを効率的に使いたいと思っている事でしょう。

そこで今回は、簡単にできるエアコン電気代節約術の話をします。

それは、エアコンのフィルター清掃と室外機回りの片づけです。
なーんだと思わずに、最後までお付き合いを頂くと良い事あるかもです。

当社は、国内の主要全メーカーのエアコンを取り扱っており、機器選定、据付工事、メンテナンスに約50年の経験があります。

某メーカーさんが、『エアコンのフィルター掃除や室外機周辺の片付けによる具体的な節電効果を探るため、実際の住宅に設置されているエアコンを使った実験』を行ないました。

1.実験で分かった事
①実験は10年以上前のエアコンと、約3年分のホコリが溜まったフィルターを用いて行いました。
その結果、「フィルター掃除」をした場合、しなかった場合と比べて約5割(48.9%)のムダな消費電力量を削減できました。
②「フィルター掃除」と「室外機周辺の片付け」を実施した場合、しなかった場合と比較して「消費電力量は半減(105.1%のムダな消費電力量を削減)」出来ました。

2.実験結果から推奨する事
①エアコンフィルターを2週間に一回程度の頻度で清掃する。
②エアコン室外機回りには物を置かない。

3.掃除や片付け後の節約効果は?
①フィルター清掃した場合は4ヶ月あたり約3200円の節約!
②フィルターの清掃と室外機の周りの片づけをした場合は4ヶ月あたり約6880円の節約!

ちょっとした手間を掛ければ、少しでも節約が出来ると思います。

猛暑や梅雨のエアコン結露

最近多発している緊急コールの一例です。

お客様:「エアコンが冷えるんですが、急にエアコンの吹き出し口から水が落ちてきて水漏れを起こしているんですが修理願いますか?」
当社担当:「お客様のエアコンにはエラーが出てますか?」
お客様:「エラーは出てないんだけと漏れるの」
当社担当:「では、設定温度は何度ですか?」
お客様:「普通なら27℃くらいなんだけど暑いので20℃にしました」
当社担当:「その状況は故障不具合ではありません。エアコンの冷たい風が吹出口にあたり結露して落ちる水滴ですから、設定温度を27℃にしてお使いください」
例えば、梅雨の日の条件を「30℃・相対湿度80%」とします。この場合、飽和状態(水滴)となるのは26℃となります。つまり4℃下がるもしくは、4℃低いものに触れることで結露になってしまうのです。
つまり、湿度が高い梅雨の時期は、よりわずかな温度変化により結露が発生しやすい環境であると言えます。

では、結露を放置しているとどんな影響がある?
1 カビやダニの発生
カビが発生しやすい条件は、温度・湿度・栄養が密接に関係しています。
2 温度
5~35℃前後の条件下で生育すると言われていますが、20℃~30℃の温度帯がカビにとって最も繁殖しやすい条件と言われています。
3 湿度
カビは湿度を好み、60%を超えたあたりから繁殖に適した湿度となります。
4 栄養
カビは様々なものを栄養としますが、ホコリなども栄養源となります。

温度差を発生させない。
室内温度を下げ過ぎない。
エアコンで室温を下げ過ぎないことも重要です。

省エネ補助金第3次公募が開始されました

2024年7月23日(火)~8月30(金)の間で省エネ補助金第3次公募が行われております。

公募開始を待っていた方もいらっしゃると思います。
今がチャンスとも思いますが、3次公募の内容を確認しますと残念な内容も見られます。

年初に設定されており、使いやすかったⅢ型の設備単位型は今回は公募対象から外れています。

Ⅲ型とは、省エネ基準を満たすリストに登録された機器を選定して、申請する内容でしたので比較的に簡便な処理で申請が可能でした。

申請を管理するSii:(一般)環境共創イニシアチブさんに、Ⅲ型が申請対象から外れていることを問い合わせしたところ、今期予算に対してⅢ型は申請が満了状況とのことでした。
今後の審査で未承認となった案件が発生すれば、予算が残るので4次公募にⅢ型を含めるとのことでした。

当社もSiiさんの情報開示に注力しながら、公募内容をブログ等で発信してまいります。

3次公募では、以下が申請対象となります。
以下のリンクからご確認を頂けますと幸いです。
省エネ設備への更新支援(省エネ補助金) (sii.or.jp)

屋外機は確認していますか?

梅雨も明け、猛暑が続く季節になりました。
先日、エアコンが動かないと言う修理依頼があり現場に伺いました。
現場の屋外機廻りを確認すると、雑草が生い茂っていました。
ファンモーターにツルが絡まり、基板にツルがあたり破損していました。
屋外機周りは見落としがちですが雑草などの障害物は除去しましょう。
エアコンを上手に使って猛暑をのりきりましょう。

空調の保守点検はなぜするの?

令和2年4月から『改正フロン排出抑制法』が施行され、業務用のエアコン管理者への義務が明確化されました。

1. 対象機器 第一種特定製品とは?
業務用の①空調機器、②冷蔵機器、③冷凍機器です。

2. エアコン管理者の義務は大きく分けて以下の6つになります
① 機器の適切な設置・使用環境の維持
② 機器の点検
③ フロン漏洩時には機器の速やかな修理
④ 点検や修理の記録の保存
⑤ フロン漏洩時の報告
⑥ 機器及びフロンの適切な回収・排気

3. 点検の種類
エアコンの管理者は機器の定格に合せて決められた定期点検を行う必要があります。
お客様がご自分で出来る『簡易点検』と有資格者が行う『定期点検』の2種類があります。
有資格者が実施する『定期点検』は是非、当社へご依頼ください。

エアコンのフィルターは定期的に清掃してますか?

エアコンは、赤ちゃんがいるとかペットがいるなどの理由で季節問わず使用する方もいると思います。
エアコンを使い続ける為に、フイルターの清掃は欠かせません。
フィルターは、空気中のホコリ・ゴミがエアコンの中に入らない様にする役割があり、ホコリ・ゴミがたまりやすくなります。
フィルターに溜まったほこり・ゴミを放置すると、溜まったホコリや発生したカビの胞子が室内に飛散する可能性があります。
そして、目詰まりを起こし冷暖房効率が悪くなり、必要以上に電力を使用しその結果電気代が高くなる可能性があります。
定期的なフィルター清掃を心がけしましょう。

エアコンの上手な使い方

エアコンは、こまめに入切せずに、つけっぱなしが電気代の節約になります。
エアコンは、運転開始直後に多くの電力を消費し、一度、部屋が設定温度になればそのあとは運転開始直後と比べてそれほど電力を消費しません。
また、運転開始直後の風量設定は自動にするのがおすすめです。
何故かと言いますと、運転開始直後に電気を多く消費するという事から、最初から微風や弱風では、部屋が冷えるまでに時間がかかり余分な電力を使うことになります。
風向きは、冷房時は上向き、暖房時は下向きにするといいです。

省エネの工夫 今・昔

昔から夏になると、「よしず」を立てかけたり「すだれ」を吊るしている家を見かける事があります。
室外機の周辺や直射日光が当たる窓に「よしず」「すだれ」は予想以上の遮熱対策と省エネ効果が期待できます。
ここ数年暑い夏が続いております。
今年も、梅雨明け後は各所で40℃を超える地域や期間が増えるそうです。
エアコンはこまめに運転停止を繰り返すよりも連続の方が省エネになると言われています。
エアコンを上手に使って猛暑をのりきりましょう。

暖房から冷房に切り替え時期に起こる空調機の不具合でよくある例

さて、この時期サービスでよくある空調機のトラブルについてご紹介いたします。
この時期はだんだん暑くなり、冷房を今年初めて使うお客様が多いのですが、エアコンが効かないと連絡を受けることが多い時期です。
様々なケースがありますが、故障でなく単に使い方に問題がある場合もあります。
フィルターが汚れて風が出ていない事があったり、マルチタイプのエアコンで、暖房と冷房が同時に運転していることもよくあります。
(一部の機種を除き、一つの室外機で冷房と暖房の同時運転はできません。) 
また、冷房をかけるつもりが暖房で使っていたという例もありました。
ぜひこの時期、早めにエアコンの点検、試運転をしてみてはいかがでしょうか。