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学校体育館の空調整備

2024年12月10日、文部科学省で行った記者会見にてあべ文部科学大臣は、学校体育館の空調整備を2035年度までに95%の整備を目指すと発表しました。

最近の気象環境は悪化の一途をたどっており、特に夏は猛暑:30度以上や酷暑:35度以上が珍しくなくなりました。

こんな環境でも運動をしたり集会をしたりなど、学校行事を計画的に行いたいと考えている先生方は沢山いらっしゃると思います。

弊社では、創業、約50年の空気環境改善の経験を生かして様々な問題解決のご提案が可能です。

例えば、
①ガス式ヒートポンプ式エアコンによる空調
②空冷式ヒートポンプエアコンやスポットエアコンによる空調
③空冷式ヒートポンプ・スポットエアコンに関わるキュービクルの調査、増設
④ご予算に関するファイナンシャルのご相談
など・・・・・

今年は幾つかの学校からご相談・お問い合わせを頂いております。

是非、当社の経験を皆様の問題解決に生かして頂けますと幸いでございます。
お問い合わせは、弊社の高須までお願い申し上げます。

空調設備の洗浄・清掃について

今回は空調設備の洗浄・清掃について紹介します。

まずは室外機の中の熱交換器の洗浄です。室外機の熱交換器は汚れが付着しやすい箇所にあり、汚れたまま放置しますと熱交換がうまくできなくなってしまいます。
最悪の場合はエアコンが停止、故障してしまう事もあるので、繁忙期の前に必ずチェックし、汚れていたら洗浄する様にして下さい。
次に室内機の洗浄です。室内機の種類は、壁掛け、天カセ形、天吊形、床置形が一般的です。
熱交換器と送風機の汚れにより、室内機の能力が低下します。
また、汚れやカビ等を放置すると室内の空気環境を悪化させます。
空調機の維持管理の為にも定期的に空調機洗浄が必要です。
次は空調ダクトの清掃です。空調機の汚れ・カビ等により空調ダクト内部は汚れています。
空調ダクト内部に溜まった汚れは運転時の風により、飛散して吹出口より室内に吹き出す可能性があり、そのまま放置した場合は室内環境を悪化させます。10年~15年に1回はに空調ダクト清掃が必要です。
最後に厨房排気ダクトの内部清掃についてです。厨房排気ダクトは油汚れが付着しやすく、ダクト内部に火が入り込んだ場合は火災のリスクを伴うこともあります。
1年~2年に1回の清掃をお勧めします。
これらを実施していくことで、電気代の節約、長期使用が可能となります。

高精密ガスリークテスター導入

当社は以前、ガスの漏れ(リーク)を見つけるために「リークテスター」「泡スプレー」「窒素加圧チェック」で検査していました。環境状況によっては、漏れ箇所を断定するまでに時間を要していました。
今回導入しました「赤外線式ポータブル ガスリークディテクター」を使用することで、漏れの確認の有無はもちろん、漏れ箇所を断定するまでに一工程で可能になり、作業時間を短縮することができます。
特徴として、漏れているガスの濃度が数値で分かる・漏れ箇所をピンポイントで特定できる・バッテリー駆動の為、作業場所を選ばない・吸引量が多く漏れを見逃さない・測定レンジが広いなどです。

製造・生産現場で使用される高精度な赤外線センサーを使用し、漏れの大小や漏れ箇所の特定を容易にする定量化(数値化)検査を製造・生産現場以外のフィールドで、どこでも簡単に実施できます。ローエンドモデル(簡易タイプ、ハンディタイプ)ディテクターでは見逃してしまっていた漏れや、見つけられなかった漏れを発見・特定へと劇的に変える製品です。
スペックは最高検知感度:1ppm、測定(表示単位):ppm、
対応ガス種はHFO、HFC、HCFC,、CFC、FC、ハロン、HFPです。

冷媒のガス漏れでお困りのお客様は、一度当社にお電話(054-364-3195)いただければご対応させていただきます。


泡スプレー 


リークテスター

                                                
赤外線式ポータブル ガスリークディテクター

工程管理の大切さ

日々、空調設備工事に携わっている我々にとって工程を管理することは非常に大切です。

工程管理とは空調設備工事を効率的に進め、品質を維持しながら工期を守り完成させることです。

適切な工程管理を行えば工事費の削減、工期の短縮なども図られますが、管理がずさんであればあるほど現場でのトラブルが起きやすくなり、工期も遅れてしまいます。

工程を管理するためには工程表の作成、作業工程ごとに進捗管理、作業員との円滑なコミュニケーションが不可欠となります。

また、計画段階でリスクマネジメントを行い、緊急時の対応計画をしておくのも工程を管理する上で重要なポイントになります。

当社では施工管理のプロフェショナルが在籍しております。

新しく空調機を設置したい、古い空調機を入れ替えたいなどご相談ありましたらお気軽にお問い合わせください。

イタリア製スポットクーラーから日本製スポットクーラーへ

お客様より「海外製の空調機で不具合が発生しているが、部品の調達などが時間がかかるとともに金額が高くて困った・・」というご相談がありました。
客先に伺ってみると空調機はイタリア製で仕様書はドイツ語表記でした。
まず、仕様書を日本語に直して、仕様能力等を確認することから始めた矢先に問題が発生。
仕様電圧が440Vでした。一般の空調機には特殊仕様で変更ができるのですが、今回使用とするスポットクーラーは220Vしかありません。
また、スポットクーラーが外壁に縦長に背負う形でついていたのでメンテナンスができない状況でありました。したがって、機械の据付は外壁ではなく上部に架台をつけて設置してメンテナンスができるようにしました。
あとは電源です。変圧器を利用して440V→220Vにして設置することを提案しました。

提案の数週間後に『この内容でお願いします』とのご連絡をいただき、施工・完成しました。
お客様から様々なご要望がたくさんありますが、当社ではできるだけお客様に沿った仕事を提供したいと考えております。

新築現場の補助員としての体験

初めての新築建設現場で、私は空調設備の工事のさまざまな側面について貴重な作業を積むことができました。換気口、吸気口、リモコン設置のために墨だし作業の体験を初めて行いました。施工図、マニュアル、手順に厳密に従って作業を実行する細心の注意を払ったアプローチする体験です。
先ずは作業を開始する前に安全プロトコルが常に遵守されていることです。これは単に規則やガイドラインに従う形式的なものではなく、関係者全員の実際の安全を確保するという真摯な取り組みによるものでした。
また、現場主任である上司により、現場内のすべての作業が真剣に行われていることの認識をいたしました。私は、ネパール出身ですが、今回の作業のなかで特に日本のすばらしいものつくりに触れたことは、すべてがミリ単位で正確に測定して墨だしを行っているところでした。また、作業中および作業後のツールの取り扱いや整理など、小さな作業でさえ細心の注意を払って処理されていました。そして、すべての作業の後、作業場はみな熱心に清掃され、しっかりと整理され、高い水準で維持されています。作業の確認と記録の重要性も明らかになりました。作業が完了すると、すべてが正常であることを確認するために徹底的なチェックが行われました。この透明性は、顧客満足を保証するだけでなく、信頼を構築します。
会社のプロフェッショナリズムとチームワークは、各仕事に細心の注意を払っていることからわかるように、正確に仕事をすることによりお客様からの信頼を得て、初めて構築できる顧客満足だと思いました。

エアコンのフィルター清掃

エアコンを使うとくしゃみや鼻水が止まらず、花粉症の症状がひどくなったように感じることはありませんか?
花粉が室内に入り込む主な原因は、玄関や窓の開閉、室内外への人の出入り、換気口を通じた外気の外気の流入などです。花粉は小さく軽いため、室内で人が動くたびに空気中に舞い上がるだけでなく、エアコンの風でも拡散されます。注意したいのが、エアコンから吹き出す風に混入している花粉です。
エアコン内部に蓄積した花粉が、エアコンの稼働時に風とともに再び室内に放出されると、くしゃみや鼻水といった花粉症のような症状を引き起こす場合があるのです。
カビの繁殖を防いだり、室内に花粉を拡散させない為に、エアコン外まわりの掃除とフィルターの掃除をこまめに行うといいです。

【エアコンのフィルター清掃を行う時に準備する物】
 ・タオル ・台所用の中性洗剤 ・古歯ブラシ ・掃除機

【掃除手順】
①エアコン周りの花粉やホコリを除去
掃除を始める前にエアコンの電源を切り、コンセントを抜いてください。
エアコンの前面パネルを開ける際に周囲に付着した花粉やホコリが舞うのを防ぐために、まずはエアコンの周りをタオルで軽く拭き取ります。

②フィルターを外す
前面パネルを開け、フィルターの表面についたホコリを掃除機で軽く吸い取ります。
ある程度ホコリを取り除いたら、フィルターを取り外してください。
エアコンのフィルターは、簡単に取り外せる構造になっていることがほとんどですが、乱暴に扱うと破損するおそれがあるため、取り外しには注意が必要です。
取り外すのが難しい場合は、取扱説明書を確認してください。

③フィルターのホコリを掃除機で吸い取る
掃除機を使い、フィルターにたまったホコリを吸い取ります。
このとき、フィルターの表側から掃除機をかけるようにしてください。
裏側から吸うと目詰まりする原因となります。

④フィルターを水洗いしてしっかり乾燥
ホコリを取り除いたあとも汚れが気になる場合は、フィルターを水洗いします。
フィルターの裏側から水をかけ、古歯ブラシで優しくこすり洗いしてください。
落としきれない頑固な汚れには台所用の中性洗剤を水で薄めて使います。
洗浄後はタオルで挟むようにして水気を取るか、陰干ししてしっかりと乾燥させてください。

⑤フィルターを元に戻す
フィルターが完全に乾いたらエアコンに取り付け、前面パネルを閉じて掃除完了です。

エアコンの暖房は、、、

エアコンの暖房は、冷房に比べ外気温度とエアコンの設定温度の差が大きいので暖房での消費電力が大きいです。
例えば、夏に外気温度40℃、設定温度26℃だとその差は14℃ですが、冬に外気温度3℃、設定温度が25℃なら22℃もの差が出ることになります。
冬の外気温度と設定温度の差は、夏の約1.6倍です!
これだけの温度差を考えれば、電気代は暖房時の方が高くなりますよね。

では、冬にエアコンをつけっぱなしにするのと、こまめにオンオフをするのでは、どちらがお得なのなのでしょうか?
それは、30分から1時間程度の外出時なら、切らない方がお得なんです。
エアコンは設定温度に達するまでフルパワーで運転し、部屋が暖まったら温度をキープする運転に変わります。つまり、最も消費電力がかかるのは立ち上がりなんです。
そのため、エアコンを消して室温が下がってしまうと、再びつけた時に消費電力量の多いフルパワーで運転することになります。暖まったらオフ、寒くなってきたらオンにすることを繰り返すと、余計な電力がかかるため、部屋にいるなら基本的にはつけっぱなしがお得と言えるでしょう。

また、1〜2時間の外出をするときも、外気と室内の温度が3℃以下ぐらいの違いなら、つけっぱなし運転を行った方が電気代は抑えられます。
そして、エアコンは消費電力が少ない暖房器具です。
エアコンには、空気中の熱を利用して室内を暖めるヒートポンプ式が採用されています。ヒーターで暖める電気ストーブなどに比べ、約5倍も効率が良いと言われる暖房器具です。

最後に電気代を抑えるエアコンの使い方は?
1. フィルター掃除をこまめにおこなう
2. 室温は20℃になるよう設定する
3. 風量は「自動」に設定
4. 窓の断熱対策(カーテンを閉める)などです。

クリーンルームについて

今回はクリーンルームについてご紹介させていただきます。
クリーンルームとは文字通り「きれいな部屋」ですが、ここでのクリーンルームの意味は「目に見えない微粒子や細菌、ホコリやゴミなどを取り除き、温度、湿度を快適な状態にして外部からゴミが侵入しないように、室圧を制御した部屋」となります。
主に工場の製造ラインや病院の手術室、実験室などがクリーンルームの対象ですが、それぞれクリーンルームのきれいさ(清浄度)が異なりJIS規格またはISO規格によって定められています。
半導体を製造する工場などは、徹底した塵埃管理が施されています。
クリーンルームの4原則は「持ち込まない」「発生させない」「堆積させない」「除去する」であり、それらを守るような空調システムを設計しなければなりません。
当社ではこれまで様々なクリーンルームの施工を行い、お客様にご満足いただいております。
現在クリーンルームをご検討されているお客様はもちろん、その他お困りの点などございましたら、当社へご連絡いただけますと幸いです。